クリニック間でのホワイトニングの違いとは?当院で行っているホワイトニングは?
こんにちは。IZUMI矯正歯科・IZUMI鍼灸院の村上です。
前回はクリニックとセルフ・サロンでのホワイトニングの違いについてお話させて頂きました。
今回は、クリニック間でのホワイトニングの違いと当院で行っているホワイトニングについてお話していきます。
【クリニックでのホワイトニングとは】
前回の記事でお話させて頂いた通り、クリニックでのホワイトニングは必ず過酸化物(過酸化水素or過酸化尿素)を使用しています。
ですので、どのクリニックでも歯の“内部”の着色・黄ばみを除去することが可能となります。
ですが、クリニック間でもかなり価格に差がありますよね。
平均的には2.5-3万円程度が相場かと思われますが、安いクリニックですと1万円前後のクリニックもあるかと思います。
この違いは何なのでしょうか?
【クリニック間でのホワイトニングの違い】
一言で表すと“薬剤の違い”になります。
クリニックによって取り扱っている薬剤が異なります。
いずれも過酸化物(過酸化水素or過酸化尿素)は、必ず含まれていますが、その“濃度”や“添加物”によって効果や歯のしみやすさが変わってきます。
“濃度”とは?
過酸化物(過酸化水素or過酸化尿素)の濃度の違いになります。
過酸化物は元々劇薬です。濃度が濃すぎると歯の神経にダメージを与える可能性があり、また施術中から施術後にかけて知覚過敏が起こる原因となります。
ただ、濃度が低すぎるとホワイトニング効果が下がるため十分に着色・黄ばみを取ることが出来ません。
ですので、ある一定以上の“濃度”を維持しつつ歯へのダメージを抑える“添加物”が入っている薬剤が望ましいです。
“添加物”とは?
ホワイトニングの薬剤には、様々な添加物が入っています。
その効果は、
①ホワイトニングの効果を増強するもの
②歯の外部汚れを落とすもの
③歯をしみにくくするもの
…など様々なものがあります。
どんな“濃度”と“添加物”のものが高いの?
“濃度”はそこまで価格に影響しません。
オフィスホワイトニングの場合、過酸化水素濃度20-40%前後のものが一般的です。
30-35%前後がしっかり歯が白くなるラインかと思います。
“添加物”が何かによって価格に差があるように思います。
添加物には、二酸化チタン・ポリリン酸・pH調整剤…など、様々なものがありますが、“過酸化物の化学反応を促進させる薬剤=同一時間の施術でより白くなる”添加物が入っている製剤が高い傾向にあります。
最近よく目にするホワイトニング製剤で、安価なものは大抵“外部汚れを落とす添加物+過酸化物”のものが多いように感じます。
安価な薬剤は、過酸化物の化学反応は促進されないので十分に白くならなかったり、知覚過敏を抑制する添加物も入っていないので施術後しみたりするトラブルが多くなります。
ですが、元々の仕入れ価格は安くなるので患者様にお求めやすい価格で施術を提供することが出来ます。
そういった薬剤と比較して“過酸化物の化学反応を促進させる薬剤=同一時間の施術でより白くなる”添加物が入っている製剤は仕入れ価格が高くなるため、施術料金はやや高くなりますが1度の施術で十分白くなり、また知覚過敏などのトラブルも起きにくいというメリットがあります。
どれくらい仕入れ価格が違うかというと…安価なものは原材料100円前後、高価なものは原材料8000円前後とかなり大きな差があります。
クリニック間での料金の違いは、使っている薬剤の種類によって仕入れ価格が大きく異なるからなのです。
やはり高価な薬剤の方が、ホワイトニング効果を実感出来たり施術後のトラブルが少ない場合が多いので、価格だけの価値はあるのかなと思います。
【当院でのホワイトニング】
当院で行っているオフィスホワイトニングについてもお話していきます。
当院では“炭酸塩ホワイトニング”を取り扱っております。
当院でのホワイトニングのポイントを3つお話させて頂きます。
①過酸化水素濃度:35%→十分に歯を白くできる濃度です。
②添加物:
・pH調整剤→歯が知覚過敏になる原因は過酸化水素のpHにあります。pHが酸性になりすぎると歯の表面が一部溶解して知覚過敏になりやすくなります。pH調整剤を添加することで、酸性になりすぎることを抑制し、施術中・施術後の知覚過敏を抑制します。
・炭酸水素塩→炭酸水素塩には、過酸化水素の化学反応を促進させる効果があるため、同じ施術時間で多くの化学反応を起こすことが出来ます。また、炭酸水素塩の発砲作用で内部への浸透が促進されるため、エナメル質の下にある象牙質にも作用します。化学反応促進・発砲作用によってホワイトニング効果を増強しています。
③照射機器:当院の照射器は歯面漂白用活性化装置を使用しており、クラスⅡ医療機器認証を得たホワイトニング増強効果が唯一認められた機械となります。
一般的に使用されている照射器は、歯面漂白用加熱装置という扱いで、照射自体にホワイトニング効果の増強効果は認可されていません。(温める装置で加熱により化学反応を促進させています。)
【まとめ】
クリニック間でのホワイトニングの違いは、使用している薬剤の違いです。
薬剤によってホワイトニング効果や施術中・施術後のトラブルにも差がでます。
ホワイトニング効果が高く、知覚過敏が起こりにくい薬剤はそのための“添加物”が入っているので仕入れ価格が高価。
ですので、ホワイトニングをするクリニックを選ぶ際はどこを重視するかとご自身の体質にもよるかと思います。
例えば、“若年で外因性の汚れも気になる” “元々そんなに歯がしみることはない” “虫歯になったことはあまりない” “なるべく価格を抑えたいけど白くしたい”
上記のようなお悩みであれば、比較的安価な薬剤でも過酸化水素が含まれているためサロンやセルフホワイトニングよりは安全にある程度まで白くすることが出来ると思います。
一方、“他のクリニックでのホワイトニングで白くならなかった” “元々歯がしみやすい” “今までにホワイトニングでしみたことがある” “人から分かるくらい白くしたい” “多少価格が高くても効果的で歯へのダメージが少ない施術を受けたい”
上記のようなお悩みであれば、しっかりと添加物で調整された薬剤を使用したクリニックでの施術をお勧めします。
どこで施術を受けるにしても、必ず“何の薬剤を使用しているのか” “過酸化水素の濃度” “添加物はどんなものが入っていてどうな効果なのか”など、薬剤についてきちんと施術前に聞いた方が良いかと思います。
施術者がきちんと理解していないと不安になりますし、またひどい場合はクリニック自体がその薬剤について詳しく説明出来ないなんていう場合もあります。
ホワイトニングに限らず、施術前のカウンセリングをしっかりと行わないクリニックでは、いくら安くても後々トラブルとなる場合が多いので、十分なカウンセリングを行っているクリニックを選ぶことをお勧めします。
当院ではカウンセリングのみでもご予約できますので、ご興味ありましたらぜひお気軽にご相談ください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。